夏どりダイコン「献夏37号」をキューちゃん漬け風の漬物にしました

栽培容易な「献夏37号」

ダイコンは、秋まき冬どりが一般的で品質の良いものが収穫出来ますが、春まき初夏どりも可能です。但し、生育初期に低温にあってしまうと抽苔してしまい食べれません。マルチとトンネルを併用して、温度管理が必要ですので家庭菜園で作るには難度が高いと言えます。その点、サカタのタネより発売されている「献夏37号」という品種は、十分に気温が上がった5月初旬~中旬に播種が可能な為、抽苔の心配が無く家庭菜園で容易に栽培できます。味は冬どりダイコンは劣りますが、姿は青首大根総太り型で綺麗なダイコンです。しかし、冬のように長期間畑に置いて訳にはいきません。今回3本収穫してキュウーちゃん漬け風の漬物にしました。

献夏37号

収穫した献夏37号

キュウーちゃん漬け風漬物の作り方

袋詰めの「キユウリのキュウちゃん」風の味付けをダイコンで作ったものです。

材料

・ダイコン2kg

・塩少々

・ザラメ1カップ

・酢1カップ

・醤油1カップ

・ショウガ1欠け(線切りにする)

・鷹の爪2~3本(輪切りにする)

・塩ふきシイタケ1袋(40g)

このレシピを教えて頂いた人のこだわりは、ザラメを使うことと塩ふきシイタケを使うことです。塩ふき昆布では代用不可とのことです。塩ふきシイタケのメーカーは「王将椎茸株式会社」という大分の会社でヨシ造の住んでいる三重県でも数店のスーパーで入手可能です。

塩ふきシイタケ

袋入り塩ふきシイタケ

作り方

・ダイコンは、3mm程度のイチョウ切りにして塩少々を振り20分程度おいて水分を切ります。「献夏37号」は皮が固いのでピーラーで、薄く皮を剥きますが、冬ダイコンの場合はお好みで皮を剥かないでも結構です。

・分量のザラメ、酢、醤油、ショウガ、鷹の爪、塩ふきシイタケを火にかける。

・ザラメが溶けたらダイコンを入れてサッと沸騰するまで煮る。

・ザルにあけて煮汁を取り出し、煮汁のみ半分になるまで煮詰める。

・冷めてからダイコンと煮詰めた煮汁をタッパー等に入れ冷蔵庫で保存する。

ダイコン醤油漬け

冷蔵庫で保存すると色よく漬かります。

まとめ

この漬物は、10日程は冷蔵庫で保存できます。冬ダイコンで作るほうが美味しいですが、時期的に畑や沢庵漬け等常温でで保存できない夏ダイコンの保存用のとして作るのも良い物です。

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