ジャガイモを植えました。ジャガイモのおススメ品種と栽培ポイント。

本日は、ジャガイモの植え付けを行いました。ジャガイモの植え付けは、2月中旬から3月上旬が適期です。

ジャガイモ畑

ジャガイモ栽培には、黒マルチは欠かせません。

ジャガイモのおススメ品種

ひと昔前までは、ホームセンターや種苗店で売られている春植えのジャガイモの品種は、「男爵」「メークイン」「農林一号」程度しかなかったと思われますが、最近は紫や赤い物等、たくさんの品種が売られていて品種選びに迷います。ヨシ造は、昨年初めて「十勝こがね」を植えましたが、この品種はおススメです。ホクホクして美味しく特にフライドポテトや、コロッケによく合います。それと芽がでるのが遅くて長期保存が効くので自家用には、最適です。今年も「十勝こがね」を2kg植えました。

ジャガイモの栽培ポイント

・種芋は、大きいほど太い芽が出るので良いのですが、昔はホームセンターや一般の種苗店でも大きな種芋を売っていましたが、最近はあまり大きな種芋を見かけません。なるだけ大きな種芋を選ぶようにします。
・種芋は、一か月ほど日光に当てる。二~三回程ひっくり返して満遍なく緑化して催芽する。
・ジャガイモは、酸性土壌を好みアルカリ性に傾くとソウカ病が発生して見てくれの悪い芋になります。植え付け前の石灰散布は、厳禁です。
・可能な限り疎植えにする。ヨシ造は、90㎝幅の畝に株間は50cmで一条植えにしています。なるだけ富士山型の高畝にします。
・種芋は、50g程度を目安に切り分けます。切り口に草木灰を塗ると腐りやすくなりますので塗らないで下さい。又、切り分けは直前に行って下さい。前日に切り分けるとその分種芋が消耗します。最近は、ジャガイモの切り口に塗るシリカの粉末が市販されています。ヨシ造は何も塗らなくても問題が起きた事がありませんが、心配な方はシリカをおススメします。
・種芋は、切り口を下にして植えます。植え付け深さは、種芋の上に10㎝(人差し指程度)の土が被るようにします。浅いと早く芽が出過ぎて遅霜にやられます。又、深すぎると発芽が揃いません。
・元肥として種芋と種芋の間に軽く一つまみていどの普通化成(8-8-8)を施します。
・その後、黒色のマルチフィルムを掛けます。ヨシ造は基本、マルチ栽培はしない方針ですが、ジャガイモだけは別です。理由は、ジャガイモの収穫時期が梅雨時になるためです。マルチをしていると雨の翌日でも収穫が出来るため収穫時期を外しません。
・彼岸を過ぎると芽が一斉にマルチを持ち上げてくるが、遅霜の心配のなくなる4月の頭位まで待ち、マルチを指でつまんで破り芽を外に出します。そして、芽が5㎝となった位に一株二本になるように小さな芽は、土中でちぎります。
・芽かきが、すんだら収穫まで作業はありません。黒色マルチが掛けてある為、雑草も生えませんし肥料の流亡も少ないので追肥の必要もありません。花が咲いても摘む必要もありません。
・6月中旬に芋が十分に熟した事を試し掘りをして確認した上で収穫する。

まとめ

ジャガイモは、比較的短期間で収穫できて、黒色マルチを使用すると手間もかからず多収出来ます。菜園の面積に余裕のある方は是非、栽培して下さい。

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