簡易温室フレームを自作しまた。粗末な温室でもナス等の育苗可能です。

春本番も間近となりました。

簡易温室のフレーム自作しました。

旧温室

この温室で昨年まで育苗していました。

昨年まで、上記画像の温室フレームで夏野菜の育苗をしておりましたが、最下段の奥に置いた苗が日照不足で生育が悪いことと、ビニールの汚れがひどいので替えのビニールを求めたところ販売終了の為、木で自作しました。こんな粗末な温室でも無加温で、ナス、唐辛子、キュウリ、シソ等の苗を毎年育苗しております。

自作フレーム詳細

新温室

木製の簡易温室です。

本当はハウス用の単管を使って小さなビニールハウスを建てようかと考えていましたが、当地は風当たりた強い為しっかりした構造で、造らないと不安だってので費用の事も考え木製のフレームに農POを貼るという簡単なものをポーチに置くという簡易的なものとしました。フレームは、面ごとにつくりコンパネの上にビズ留めにしてに育苗が終わると、分解して収納出来る構造としました。

費用は、木材等は在庫がありましたので農POのみの購入で済みましたが、ざっと計算しますと以下のとおりになります。

・杉胴縁 45mm×20mm×4,000mm×7本(@300円)=2,100円

・12mmコンパネ(底に使用)1枚(1,500円)

・補強金物・ビス1式 1200円

・農PO(0.1mm厚)1,800mm幅×3.5m=1,050円

以上、合計5,850円となりました。

木枠

各面ごとに木枠をつくり分解組み立て可能にしています。

自家育苗のメリット

ナス・キュウリ・唐辛子は家庭菜園の規模の場合、各10本もあれば充分だと思います。時期になればホームセンターに安価な苗が並ぶことを考えればコスパの面では期待できません。自家育苗のメリットは、ホームセンターにない自分の気に入った品種が育てられるということにつきます。それでも最近は、各ホームセンターも多種多様な苗が揃ていますので、結局のところ、種から育てたという自己満足ということになるかもしれません。

ヨシ造の場合は梅の木が4本有る為、梅干し用に大量の赤シソが必要です。ハウスを使用せずに播種すれば、梅干しの時期に間に合わないのでハウスで苗をつくっています。

播種から育苗のポイント

3月の上旬~中旬の気候が良くなってから、ポリポットやプラグトレーに市販の野菜育苗用の培土を使用して播種します。日中天候が良い日はフレーム内の温度は40度近くなり、夜間は気温と同じ程度に下がってしまいますが、5月の上旬には、市販の苗よりやや小ぶりではありますが、しっかりした苗が出来ているはずです。

手が掛けられる場合は、天気の良い日中はフレーム上部を開け15時頃には、再度閉めるとよりしっかりした苗となります。

まとめ

種から苗を育てるのは、意外と簡単に出来ます。野菜作りをより楽しむためにも、是非、種から育ててください。

 

 

 

 

 

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